伝統とする民族:バウレ人(Baoule) 地域 :コート・ジボアール(Cote d'Ivoire) 別称 :Abadon  『伝統によると、アボンダンは、王様が外出なさるときに 演奏されるリズムだという。私は、このリズムを コート・ジボアールで、コテバというグループのメンバーから 教わった。  今もコート・ジボアールのお年寄りはみんな、アボンダンの 物語を知っている。曰く、王様が大衆に対して演説を行う前に、 少年少女たちが王様を称えるために踊ったそうだ。今日、 アボンダンはとてもポピュラーになり、輪になって踊られる。』  以下に述べるのは、(マリ帝国に併合される前の)ガナ帝国の 時代の伝承についての説明である。  大衆の前に王が到着されたことは、ドゥバと呼ばれる ドラムの演奏によって知らされる。この打楽器は中をくりぬかれた 木の胴で作られている。大衆がひざまづくと、王があらわれて、 彼らに近づき、彼らの頭に、少量の砂をふりかけて回る。                     (J. Ki-Zerbo)  アコンパニモンはどちらも、矢印で示された場所からスタートする。 --------------------------------- ギニア沿岸地域、バガ人に伝わる、歓迎のリズム。ティリバ (バガ人の同じく歓迎のリズム)と一緒に演奏されることが多い。 ---------------------------------  アボンダンは、コート・ジボアールのバウレ人のリズムだ。 このリズムは、おそらくかなり古い起源を持つと考えられており、 王が馬に乗って外出されるときに演奏されていた。このリズムに あわせて、王の名誉を称えるために少年少女らが踊りを披露し、 それが終わると、王が聴衆に対して演説をした、と言われている。 今は、アボンダンは輪になって踊られる。 -----------------------------------------------------------------  本来は、低ギニア、ボケ地方のスス人の伝統リズム。伝統的には、 ティリバはジェンベで演奏されるリズムではなく、木製の シカの皮を張ったもっと小さいドラムで演奏されていた。この リズムは、割礼のときや、メディシン・マンの重要な儀式などで 演奏される。