別称 :Lamban, Djelifoli, Djelidon, Jalidon, Sanja ランバ、ジェリドン(ジェリのダンス)、ジェリフォリ (ジェリのリズム)、サンジャは、どれもジェリ、つまりグリオに よって踊られ演奏されるマリのダンス/リズムの名前である。本来、 このダンスはバラフォン、もしくはコラによって伴奏されたが、 今日では、ジェンベやドゥンドゥンも一緒に演奏される。 マリでは、ドゥンドゥンは2本しか使わない。つまり、ケンケニと ドゥヌンバだ。下記のサンバンのパターンは、マリンケ人が後から 付け加えたものだ。マリの多くのダンスと同様、最初はゆっくりと 演奏される。速いテンポのときはストレートに演奏されるのだが、 テンポが遅いときには、少しシャッフルして、特にジェンベ・1の 2つ目のトーンが少し遅れる。このようなマイクロタイミングに ついては、ジェンベマンデのウェブサイトを参照して欲しい。 ソロの中では、2拍目のウラに強いアクセントがある。 ---------------------------------------------- region: クルッサ地方(高ギニア) マリのクヤテ一族が発祥とされている。元はバラフォンによって 演奏されていたが、今ではジェンベやドゥンドゥンも一緒に 演奏される。このリズムは、ジェリのために、ジェリの階級を 作った神に感謝して、ジェリ自身によって演奏される。 ---------------------------------------------- マリ、カイェス地方の発祥、マニンカ人(Maninka)のリズム。 伝統的には、このリズムは王や重要人物の死を悼む儀式の開始を 告げるものだ。マンディンゴに伝わる叙事詩の一節によると、 この声のリズムは主として「ファサ(Fasa:賛美歌)」に 絡み合わされるという。
伝統的には、本当のサンジャは、バラ(バラフォン)やンタマ、 ジャリドゥヌン(グリオドゥヌン)といったグリオの楽器で 演奏される(ジェンベはグリオの楽器ではない). グリオに敬意を 表すために、今、挙げたようなグリオの楽器だけを使って、 演奏されるのが、本当のサンジャなのである。
このとき、グリオは即興の歌詞の中で、お互いに誉め合いながら 歌い、手を大きく広げて、曲線的な動きを特徴とするとても 上品なダンスを踊るのだ。
今日、「アンビアンシ・フォリ(Ambianci Foli: 近所のお祭り)」によって組織されている一部の組合は、サンジャの 演奏をジェンベフォラに依頼する。が、彼はグリオではないので、 本当のサンジャを演奏することはできない。
また、このリズムは、「ジャリドン(Jalidon: グリオのダンス)」とも呼ばれる。またギニアでは、 ランバン(Lamban)と呼ばれる。