伝統とする民族:マリンケ人 地域 :ギニア北東部 別表記 :Morybiassa  『モリバヤッサは、とても古いリズムとそのダンスの名前だ。 これは今もなお、女性の人生の中で極めて特別な役割を持っている。  もし、ある女性が、たとえば家族の病気や子供に恵まれない といった、本当に大きな問題を抱えていたら、まず、彼女は 村の中で、色んな機会をとらえては援助を求めるだろう。さらに、 呪術師のところへ相談に行くだろう。

 彼女がこれら全ての助けに当たってなおもその問題が 解決されなければ、最後の望みの綱として、彼女はある誓いを 立てる。「私が抱えているこの大きな問題が解決したならば、 私はモリバヤッサを踊ります。」この決心から、実際にダンスを 踊るまで、数年かかることもある。この誓いは女性にとって かなり大きな意味を持つ。というのは、一生に一度しか 立てられないからだ。

 今日でさえ、女性がある困難を乗り越えたときにしか、 この喜びにあふれるダンスは踊られない。  このダンスのために、彼女は普段なら決してできないであろう 服装をする。つまり、古い、裂けた服を着て素足をさらし、そして、 あらゆるタブーを冒すことを許されている狂った女のように 振舞うのだ。

 このようにして彼女は、一人、あるいは複数のミュージシャンの 伴奏を引き連れて、歌い踊りながら、村の中を3、4回まわる。 村の女性たちは、同じように歌いながら彼女の後を付いていくのだ。  その後、彼女は服を着替え、マンゴーの木の下へ行き、 古いぼろをそこに埋める。私の村、バランドゥグでは、 このマンゴーの木をモリバヤッサと呼んでいた。』

---------------------------------  モリバヤッサは、願いがかなったときに演奏される。 願いがかなった人は、古着を絶対にしないような組み合わせで 着るという、おかしな格好をして、村の周りを踊りながら、 願いがかなった喜びを体で思いっきり表現しながら、ぐるりと周る。 子供たちはその後を歌いながら、ついていく。そうして、 村を巡り終えると、着ていた古着は村の外の十字路に捨てられるか、 もしくは木の下で燃やされる。

Moribayassa he Moribayassa, Moribayassa "name" nada, koanye yassa fo, Moribayassa ka yassa ko, Moribayassa ka yassa mu, Moribayassa ka yassa don, Moribayassa ka yassa fo,

Moribayassa he Moribayassa, "name" has come to play the Moribayassa, it's the Moribayassa that we play, we have to wash the Moribayassa, we have to dress the Moribayassa, we have to dance the Moribayassa, we have to play the Moribayassa.

--------------------------------- region: クルッサ(Kouroussa)(高ギニア)  何年間も会っていない特別な人と再会できた、とかいった とても特別な状況でのみ演奏されるリズム。